土地を有効活用するより売却が良いケースとは?
今お持ちの土地を、有効活用して収入を得るのではなく、売却する方が良いというケースには、大きく2パターンが考えられます。
一つ目は、所有者に、まとまった資金が欲しいというニーズがある場合です。この場合、売却に関わる諸経費と、譲渡所得の課税額から手残りの金額を概算し、納得いくし金額であれば売却を進めることになります。
二つ目は、有効活用の事業承継ができない場合です。いかなる有効活用を実行するにしても、それはすべて不動産事業となりますので、一定の永続性が求められます。
借り入れをせず、全て現金で賃貸事業を行うならばいいのですが、借り入れが必要な土地活用の場合は、金融機関は、「不動産所有者に何かあった場合の事業承継者は誰ですか」と必ず聞いてきます。
借り入れをして不動産事業を行うのであれば、事業承継者が連帯保証人となることが必要になってくるためです。
そのため、例えばご夫婦がともに60歳を超えており、お子さんがいらっしゃらない方の場合、借り入れが難しく、事業化が困難と言うケースがあります。その場合、売却する方が良いという結論になることもあります。
私達リフプラスのFPにご相談いただければ、今お持ちの不動産を売却するのか、有効活用するのか、有効活用をするのであれば借り入れの条件を含めて現実的なプランが作れるのかを、お客様固有のご事情や希望に合わせてアドバイスいたします。