保有不動産を売却する場合の優先順位
複数の不動産を所持している場合、どういった不動産を持ち続ければ良いのでしょうか。
今回は、不動産を換金する際のポイントを、リフプラスの宅建士FPがお伝えします。
資産価値が低い物件から売ろう
換金目的の観点から、資産価値が高い物件を早めに売却してしまった方が良いと考えてしまう方がいます。しかし、もともと資産価値が高い物件は、市況に過熱感が出てきた時は、更に高値で売却できる可能性があります。そのため、一般的には資産価値が高い物件は保有し続け、資産価値が低い物件から売っていくと良いでしょう。
ただし、資産価値が高い物件は一般的に固定資産税などの維持費も高くなります。したがって、未使用で維持費も回収できずに支出がかさむ一方となってしまう場合には検討が必要でしょう。また、建物が建っている場合、一時的に資材置き場や駐車場として貸し出すために建物を解体し更地にすると固定資産税が跳ね上がりますので、こちらも注意が必要です。
売りやすい物件の特徴の1つは「アクセス」
一般に不動産会社に相談した場合、不動産会社は売りにくい物件ではなく売りやすい物件から売って行きたい、という思惑が働くと思います。
この不動産会社が考える、売りやすい物件の特徴の1つが「アクセス」です。駅からのアクセスが良いか、広めの道路に綺麗に接道しているか、土地の形の地型は整形かどうか、ということから判断されていきます。
また、売れやすい不動産であっても、賃貸使用しているアパートがすでに建っていて、老朽化していると、特定の投資家層にしか売れない為、安くないと売りにくい物件と判断されます。
不動産に関するご相談はリフプラスにご相談ください
リフプラスでは、ライフプランも踏まえることで、従来の不動産業界では少ない長期的な視点で、お客様一人ひとりに寄り添った最適なプランをご提案しております。不動産売却をご検討されていらっしゃる方は、ぜひお気軽にリフプラスの宅建士FPにご相談ください。