購入するかの決断を迫られるのは予想外に早い場合も。不動産契約の順番に関する業界の慣習
不動産の見学を重ね、いざ気に入った物件を見つけ、購入の申し込みをしたとします。そこから、売買契約をするまでには、1週間も猶予がないことが良くあります。不動産業界の慣習で、「次の土日祝日までに契約してください」と言われることがあります。つまり、日曜日に内見に行き、その場ですぐに申し込みをした場合、一週間後の土日には契約を迎える事となります。「一生を左右する大きな買い物なのに、そんなにすぐに契約!?」と思われるかもしれませんが、これが不動産業界の通常の流れです。
もっとひどいケースでは、「明日契約してくれる人が優先です」と言われる場合もあります。
売主は、一日でも早く購入してくれる人と契約したいという事と、申し込みをいれた買主がさらに良い物件に出会って、そちらに乗り換える事を防ぎたいという思いがあります。
しかし、申込から契約までを短期間で行うことは買主側にもメリットがあります。申込みを入れた後でも、自分以上に良い条件を提示する買主が他にも現れるかもしれません。そうすると売主はそちらと契約をすると言いかねませんが、短期間で契約まで結ぶことで競合が現れる事を防ぐことが出来ます。
私達リフプラスは、たとえ電光石火のような契約スケジュールになったとしても、必要な判断材料を提供し、納得の上契約ができるよう、サポート体制を整えています。ただし、ライフプランは焦って作ることは望ましくありません。できれば家探しを始める前に、担当FPと相談し、「この物件を購入してもライフプランが成り立つか」といったお金の問題を解決しておくことがスピード契約を可能にします。また、担当宅建士に、「この物件はお客様のライフプランで大切にしたいことを叶えられる物件なのか」を事前に理解し共有しておくと、急展開でも、焦らず安心して契約日を迎えることができます。