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自宅を賃貸併用住宅に建て替える場合の注意点

リフプラス FP/宅建士 飯田敏

自宅を賃貸併用住宅に建て替えたい場合、どのようなことに配慮すべきでしょうか?今回は、賃貸併用住宅を建て替える場合の注意点をお伝えいたします。

自分の生活が快適ではなくなる場合は要注意

賃貸併用住宅は住まいと人に貸すところが一体となるため、賃貸部分の利用時間や利用スタイルによって、自分の生活が良好でなくなるケースがあります。

例えば、普通の住宅や賃貸併用住宅として貸し出す場合、賃貸部分と住宅部分の水回りをまとめるため、賃借人の方に夜型生活の方がいらっしゃると、夜中の騒音になってしまうこともあります。そのため、なるべく音が伝わりやすいところを離すプランにする必要があるかもしれません。

定期支出(ローン返済、管理費、維持費、修繕費他)と賃料収入が見合うか事前に要確認

そもそも事業として貸す場合、まず賃料収入がどのくらいなのかを施工する会社からマーケットリサーチ資料の提供を受け、正確に把握することが大切です。ローンの返済だけでなく、物件の賃貸管理料や固定資産税、原状回復費、大規模修繕費などのコストを上回る超える賃料収入が見込めるのかを、きちんと確認する必要があります。

ローンを組むときにも注意が必要

賃貸併用住宅は、自宅と賃貸の併用なので、自宅部分は住宅ローン、賃貸部分はアパートローンとなり、それぞれローンのタイプや金利が異なります。また、一つの基準として、住宅部分の床面積が全体の1/2より多ければ住宅ローン、賃貸部分の床面積が多ければアパートローンになります。アパートローンと住宅ローンと別々に貸す銀行もありますが、事業部分と自宅部分を按分し確定申告するパターンもあります。そのため、どういうローンになるのかは床面積によって変わりますので、その点も注意が必要です。

まとめ

今回は賃貸併用住宅の注意点をお伝えしました。賃貸併用住宅は資金計画だけでなく、生活スタイルにも注意が必要です。リフプラスでは不動産のプロである宅建士と資金のプロであるファイナンシャルプランナーがお客様のご意向に合った不動産活用提案を行っております。まずはお気軽にご相談ください。

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