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住宅・不動産コラム
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老後資金が足りない!自宅を売らずに資金を受け取れるリバースモーゲージとは?

リフプラス FP/宅建士 飯田敏

老後資金が心配で自宅を手放すことを検討される方がいますが、自宅を売却したが、安い賃料の物件を見つけることができず、結果的には解決しないことがあります。今回は、自宅を売却せずに資金を手にすることができる、リバースモーゲージをご紹介します。

リバースモーゲージとは?

リバースモーゲージとは、私的年金の一つですが、自宅不動産を譲渡担保にして、その評価分をお金で受け取るというものです。受け取り分がなくなった場合、自宅はリバースモーゲージ契約に基づき、第三者に渡りますが、基本的には第三者は終身年金を払い続けるという契約になっていることが普通です。契約する相手方は、行政やその社会福祉協会や銀行などです。その為、買い取る側も物件がどのくらいの評価になるかは敏感になっています。また、担保がないことなどハードルの高い条件が付く場合もあります。

リースバックとの違いとは?

前述したリバースモーゲージとは別にリースバックというものがあります。これは、不動産の売買契約を結び、名義上は第三者に渡っていたというかたちをとります。契約する相手方は不動産業者やノンバンクです。リバースモーゲージとは異なり、自宅を契約相手から借りるという賃貸の形式をとります。そのため、途中で賃料が上がる可能性があったり、お金が続かなくなったら退去しなければならない場合もあります。

リバースモーゲージは誰でもできるのか

評価額が1,000万円しかない物件に対してリバースモーゲージを行う場合、支払い額が1,000万円以上となる場合、損金が発生してしまいます。一般的には評価額が5,000万円程度ぐらいは無いとリバースモーゲージを利用できないことが多いようです。住宅ローン残債がある場合は、残債を差し引いて5,000万円程度の担保評価が必要です。

まとめ

今回はリバースモーゲージという自宅を売却せずに老後資金を補填する方法をお伝えしました。老後資金を工面するには長期的な視点が大切となってきます。リバースモーゲージを選択しても負債化しないのか、きちんとライフプランに沿った資金計画が必要です。少しでも迷われたら、リフプラスに相談ください。

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