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宅建⼠採⽤について

FPと宅建士のホンネ座談会

FPと宅建士のホンネ座談会
不動産業界に
長年携わってきた
3名による座談会

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宅建士の実力を測る指標は
つくれるか

ゆりもと ひろみ

リフプラスから不動産業界を、よりホスピタリティの高い、本当の意味で顧客本位にしていく提案ができると良いですね。例えば、不動産仲介についての実務検定等を開催し、お客様が本当に安心・納得の契約ができるようなプロセスを経ることができる実務をしっかりと教える。そういう、職業人としての実力を判定し、高みを目指していける仕組みを作っていくことも、非常に夢があっていいなと思っています。
今、不動産は、担当がついて、契約、引き渡しまで行かないと、その人の能力が分からない。入り口では言葉が上手くて信頼できそうな人でも、そのあとボロが出てくるという方もいますし、反対に、口下手で、客付けのところではうまくいかないけれども、その後は非常によくやってくれるという人もいます。そういうところで、宅建士ということや勤続年数だけでは、能力が測れないところがあると思います。ですから、それをもう一段、判定できるような認定制度なんかは面白いかなと思っております。 保険業界では、一流の保険営業ができる人向けの資格を作ろうという動きがあります。保険の方は、これだけコンプライアンスで縛ってさらに屋上屋を重ねる感じもしますが、不動産の方はそういう物が皆無なので、やった時の効果がすごいかもしれないということがあります。
今は売上が厳しいため、大手であっても、若い人たちは営業マシーンとして走り回らされている一方、きっちりとした宅建士としてのスキルアップ育成がおざなりになっているということがあるという噂も聞いています。 そういう中でも、ちゃんとやっていきたい人が、自分で不動産実務の一流のところを目指して勉強できるものがある。ということは、面白いのかなと。
そういう物を受けに来る人というのは、正直に不動産をやりたい人のネットワークになりますし、その中からリフプラスの協力者になってくれる方も出てくるのではないかと思っていて、アイデアとしてはやってみたいなと思っています。

ベテラン宅建士のノウハウや秘伝ところを、セミナーや講座にしていくのも楽しいんじゃないかなと。そういう動きがあるということが、未来につながるというか。不動産業界は非常に大きいし、プレイヤーも多いので、全部を変えるということは大変ですけれども、こういう動きをして、小さいけれどもお客さんの絶大な信頼を得ている不動産業者がある。ということになれば、それを業界が意識していただくことで、良くなっていけばいいなと考えています。

藤原 智香代

宅建士の実務検定もすごく面白いなと感じます。飯田さんが、これまで培ってこられたものが体系化されるのも素晴らしいと思いますし、例えば五項目くらいあって、この項目をクリアした宅建士しか在籍しておりませんとか。そういうこともいつか書けるようになって、宅建士としてのクオリティーも文字で書けるようになったら、お客様も、こういう風に接してくれるんだな、ということが分かると、より、安心して相談に来ていただけるんじゃないかと思いました。

宅建士が、一定の実務スキルを身につけた認定をうけられると、どんないいことがあるんでしょうか。いまは、スキルよりは、売り上げのところが重視されて、売り方よりも売り上げの多い人の方がいいという感じだと思います。

飯田 敏

今の不動産会社の評価ではそうなっちゃうんでしょうけれども。例えば会社が潰れたとか、何らかの理由で転職したいけれども不動産の仕事は続けたいという時に、技能の一定水準を測れるようなものがあれば、選択肢というのがそれなりに増えるんじゃないかなと思います。技能を身につけることによって、より幅広い業務を行える会社が選択できるようになります。あるいは最終的に自分が独立するとなった時にも技能は必要になります。言ってはなんですが、今大手で仕事をしているような人たちは、独立してやっていくというには、はるかに拙いような働き方しかしていないんじゃないかと思います。
小さい会社でも、自分でやっているような、意識を高く持っている人は、結構しっかりと対応している方が多いかなという気がします。

ありがとうございます。宅建士って上級宅建士といった資格はないため、資格だけではスキルや経験が分からないですよね。

宅建士といっても、賃貸しかやらない人もいるし、新築マンションの販売しかやらないという人もいます。いろんな人がいるので、どれもこなせるという人はあまりいないかもしれません。一般的には、重要事項を読めればいいという感覚だから、重要事項を理解できるように説明するというより、ハンコを押せればいい、という風になってしまっています。それは説明じゃないでしょうとか、もっと言えばその説明は間違っているでしょう、ということもあります。契約条項や重要事項を正しくきちんと説明ができなくても宅建は取れる。というところまで行ってしまっています。

飯田さんの説明は物語みたいですよね。ほんとに新米の人とかだと、棒読みですもんね。あれではお客様には、何を言っているか分からないだろう、と言う時もあります。

それもただの読み上げですからね。説明ではなく読み合せと呼んでいる宅建士もいるくらいです。
ただ、制度としては、重要事項の説明というものは大事なことでいい制度だと思いますし、意味も意義もあると思います。ただ、その説明自体が、あまり価値のないものになっている、そこに問題があるなと思っています。

06 | リフプラスの宅建士がFPであることの意義